紫外線やブルーライトからお肌を守るのに、もはや1年中欠かせない日焼け止め。
オーガニックコスメのスキンケアをされているあなたなら、日焼け止めもオーガニックで選びたいですよね。
オーガニック日焼け止めは、天然由来成分を使用し、合成成分を配合しないので、肌にやさしいコスメです。
この記事では、オーガニック日焼け止めを探しているあなたに、肌にやさしく石けんで落とすことができる日焼け止めを紹介します。
ぜひ、日焼け止め選びの参考にしてください。
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この記事を書いた人:Natural J
日本オーガニックコスメ協会認定 オーガニックコスメ・アドバイザー
オーガニック日焼け止めとは?
最初にオーガニック日焼け止めについて、わかりやすく説明します。
オーガニックとは、化学肥料や農薬に頼らず、微生物などの自然のちからを生かした農法や加工方法のことを指します。
オーガニックコスメの原材料には、このようなオーガニック(有機栽培)や無農薬栽培でつくられた植物、また野生の植物をできる限り使います。
そして、オーガニックコスメにとって大切なことは、合成界面活性剤や合成防腐剤などの合成成分を配合していないこともポイント。
特に日焼け止めは、成分により肌への影響だけでなく、サンゴなど海の中で生きる生物にも悪影響がでている地域があるため、環境への配慮も必要です。
オーガニック日焼け止めとは、肌への負担を抑えながら紫外線やブルーライトから守り、環境にやさしい原材料でできたコスメです。
追って、安心して使えるオーガニック日焼け止めを紹介します。
オーガニック日焼け止め 選び方のポイントは3つ!
では、オーガニック日焼け止めは、どのような点に気をつけて選べば良いでしょうか。
オーガニック日焼け止めを選ぶポイントは、つぎの3つです。
- 紫外線吸収剤不使用の日焼け止めを選ぶ
- 用途に合わせたSPF・PA値を選ぶ
- 海外のオーガニック認証を参考に選ぶ
ひとつずつ説明しますね。
紫外線吸収剤不使用の日焼け止めを選ぶ
オーガニックの日焼け止めを選ぶなら、紫外線吸収剤を使っていないものを選びましょう。
日焼け止めに配合される紫外線防止成分には、つぎの2種類があります。
▶︎ 紫外線吸収剤
▶︎ 紫外線散乱剤
「紫外線吸収剤」は、肌に塗った吸収剤が紫外線を吸収し、熱などのエネルギーに変換させて放出することで、紫外線が皮膚に浸透するの防ぎます。
ただ、肌の上で化学反応が起きるので、肌には負担がかかります。
人によっては、肌が赤くなったり痒くなったりといったアレルギー反応や、肌荒れを起こすこともあります。
また、紫外線吸収剤のオキシベンゾンやオクチノキサートがサンゴに悪影響を及ぼすことから、一部の国や地域では使用を禁止しています。
いっぽう、「紫外線散乱剤」は、紫外線を反射・散乱させる(跳ね返す)ことで、肌表面で紫外線の影響を防ぎます。
肌への刺激が比較的少ないので、紫外線散乱剤を使った日焼け止めの方がオススメです。
日焼け止めは、「紫外線吸収剤不使用」「紫外線吸収剤フリー」の表示があるものを選びましょう。
用途に合わせた「SPF」「PA」を選ぶ
日焼け止めで表示されている「SPF」と「PA」。
SPFは、シミ・そばかすの原因となる「UV-B」を防ぐ効果の表示です。
UV-Bは、肌表面で炎症や乾燥を起こし、赤くヒリヒリした日焼けを起こさせます。
PAは、シワ・たるみの原因となる「UV-A」を防ぐ効果の表示です。
UV-Aは波長が長く、雲も窓も通り抜けて、肌の奥深くまで入り込みます。
SPFは、2〜50+の数値で示され、UV-Bによる炎症の防止効果を表しています。
PAは、4段階で表示され、+の数が多いほど、UV-Aを防ぐ効果が高いことを表しています。
SPF・PAともに数値の高いものの方が効き目があるように思いがちです。
ただし、肌に負担をかけないことを心がけて、上記の表を参考に、生活シーンに合わせたちょうど良い「SPF」「PA」を選びましょう。
海外のオーガニック認証を参考に選ぶ
オーガニック日焼け止めは、海外の認証を参考に選ぶのもオススメです。
海外にはいくつかのオーガニック認証機関があり、認証を取得している製品であれば、ある一定の基準を満たしていることの証明になります。
主なオーガニック認証は、つぎの通りです。
▶︎ ECOCERT / エコサート (フランス)
▶︎ COSMEBIO / コスメビオ(フランス)
▶︎ BDIH / ドイツ化粧品医薬品商工連盟(ドイツ)
▶︎ Soil Association / ソイルアソシエーション (イギリス)
▶︎ ICEA / イチェア(イタリア)
▶︎ USDA (アメリカ)
▶︎ COSMOS / コスモス (欧州5団体によって設立)
成分表示を見ても、聞いたことのないものが書かれていると、イイものなのか悪いものなのかわかりませんよね。
そういった場合、このようなオーガニック認証マークがついている製品であれば、安心です。
オーガニック日焼け止めは、海外のオーガニック認証がついているものを選ぶのも、選択方法のひとつです。
オーガニック日焼け止めオススメ7選
ここまで、オーガニック日焼け止めとはの説明や、選び方についてお伝えしてきました。
これから紹介する日焼け止めは、選び方でもお伝えした3つのポイントとともに、つぎの点についても注目して選びました。
▶︎ 石けんで落とせる
▶︎ 伸びがよく、白浮きしない
▶︎ 肌のうるおいを逃さない保湿成分配合
それでは、オーガニック日焼け止めのオススメ製品を紹介します。
選んだのはつぎの7つ。
- AMRITARA(アムリターラ)|オールライトサンスクリーンクリームアムリターラ
- naturaglacé(ナチュラグラッセ)|UVプロテクションベース
- HANA ORGANIC(ハナオーガニック)|ウェアルーUV
- luamo(ルアモ)|オールデイ プロテクト UVアクアヴェール
- WELEDA(ヴェレダ)|エーデルワイス UVプロテクトミルク
- RUHAKU(琉白)|月桃UVボディヴェール
- WELINA(ウェリナ)|キスフォービーチ
それでは、順番に紹介しますね。
AMRITARA(アムリターラ)|オールライトサンスクリーンクリーム
まず紹介するのは、国産オーガニック化粧品のパイオニア的な存在アムリターラの「オールライトサンスクリーンクリーム」です。
「オールライトサンスクリーンクリーム」は、クロヨナ種子油、オリーブオイル、ホホバオイルといった植物由来の保湿成分をバランスよく配合しているので、肌のうるおいを長く保つことができます。
また、肌の負担を軽くするため、紫外線散乱効果に天然ミネラル「酸化セリウム」を配合。
テクスチャーはみずみずしくなめらかで、肌の上で白く残ることはありません。
肌をワントーン明るくしてくれるので、メイクをしたくない日はコレだけでOK。
アムリターラの「オールライトサンスクリーンクリーム」は、肌の負担をできるだけ軽くして、日常生活での紫外線やブルーライトカットをちゃんとしたいあなたにオススメです。
AMRITARA(アムリターラ)|オールライトサンスクリーンクリーム |
SPF18 PA+ |
・ ブルーライトカット 94.2% ・ 色がほとんどつかないので、男性や子供でもOK ・ 紫外線吸収剤、酸化チタン、酸化亜鉛、ナノ粒子 不使用 ・ ホーリーヴェールラベンダーの香り |
naturaglacé(ナチュラグラッセ)|UVプロテクションベース
つぎに、ナチュラグラッセの「UVプロテクションベース」です。
ナチュラグラッセは、メイクをしていてもスキンケア効果を発揮できる化粧品の研究・開発に力を入れています。
「UVプロテクションベース」は、肌のキメを整え保湿してくれるビルベリー葉エキス、ダイズ種子エキスといった植物エキスが含まれおり、乳液をつけたかのように肌がうるおいます。
SPF50+ PA+++とUVカット効果が高いので、日差しの強い日用として1本あると安心ですね。
UVカットは、紫外線だけでなく、ブルーライトや近赤外線からもお肌を守ってくれます。
ナチュラグラッセの「UVプロテクションベース」は、光ダメージから徹底的にお肌を守りたいあなたにオススメです。
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naturaglacé(ナチュラグラッセ)|UVプロテクションベース |
SPF50+ PA+++ |
・ ブルーライトカット 97.2%、近赤外線カット 92.9% ・ ワントーンアップ効果 ・ 石油系界面活性剤、鉱物油、タール系色素、合成香料、パラベン、シリコン、ナノ粒子 不使用 |
HANA ORGANIC(ハナオーガニック)|ウェアルーUV
つぎに、ハナオーガニックの「ウェアルーUV」を紹介します。
「ウェアルーUV」は、天然植物のミネラル成分(ダマスクばら水・イザヨイバラエキス・ローズマリー葉エキスなど)がたっぷり配合されており、紫外線やブルーライト、乾燥から肌を守ります。
色は「ピンクベージュ」と「イエローベージュ」の2色。
ピンクベージュはトーンアップ効果、イエローベージュは肌になじんで透明感がでます。
化粧下地としてだけでなく、ファンデーション代わりにも使えます。
薄付きでもカバー力があり、肌に密着するのでヨレる心配はありません。
ハナオーガニックの「ウェアルーUV」は、朝の身支度をササッと1本できれいに仕上げたいあなたにオススメです。
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HANA ORGANIC(ハナオーガニック)|ウェアルーUV |
SPF30 PA++ |
・ブルーライトカット ・ファンデーションとしてもOK ・石油由来成分、鉱物油、ナノ化原料 不使用 |
luamo(ルアモ)|オールデイ プロテクト UVアクアヴェール
つぎに、ルアモの「オールデイ プロテクト UVアクアヴェール」を紹介します。
「オールデイ プロテクト UVアクアヴェール」は、みずみずしいテクスチャーで肌にスッとなじむので、スキンケア感覚でつけられます。
オールデイ プロテクト UVアクアヴェールでは、紫外線散乱効果に天然ミネラルの「酸化セリウム」を使用。
植物由来の保湿成分(ラベンダーウォーター・クマイザサ葉エキス・ホホバ種子油)をたっぷり配合しているので、1日使っても肌に負担がかかりません。
そのままつけて寝ても大丈夫です。
ルアモの「オールデイ プロテクト UVアクアヴェール」は、スキンケア感覚でつけられるので、夜もスマホが手放せないあなたにオススメです。
luamo(ルアモ)|オールデイプロテクト UVアクアヴェール |
SPF28 PA+++ |
・ ブルーライトカット 76.9% ・ つけたまま寝てもOK ・ 酸化チタン、酸化亜鉛、ナノ 不使用 |
WELEDA(ヴェレダ)|エーデルワイス UVプロテクトミルク
ここからは顔だけでなく、カラダにも使える日焼け止めを紹介します。
まず紹介するのは、スイス発のオーガニックブランド、ヴェレダの日焼け止め「エーデルワイス UVプロテクトミルク」。
「エーデルワイス UVプロテクトミルク」は、100%天然由来成分からできており、無着色・微香タイプで、生後1ヶ月の赤ちゃんから使えます。
ヴェレダでは、アルプスの高地に育つエーデルワイスのチカラに着目し、UVケアのキープラントとしています。
エーデルワイスを主成分に、カレンドラ、カミツレ、パンジーといった植物成分を贅沢に配合し、乾燥などのダメージを受けたお肌をうるおしてキメを整えます。
香りはフレッシュなシトラスがほんのりする程度なので、男性でも気になりません。
ヴェレダの「エーデルワイス UVプロテクトミルク」は、これ1本で家族みんなが安心して使える日焼け止めです。
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WELEDA(ヴェレダ)|エーデルワイス UVプロテクトミルク |
SPF38 PA++ |
・ ブルーライトカット 96.9%、近赤外線カット 88.1% ・ 生後1ヶ月の赤ちゃん使用可能 ・ NATRUE / ネイトゥルーナチュラル・オーガニック認証 ・ 合成保存料、合成香料、合成着色料、合成香料 不使用 |
RUHAKU(琉白)|月桃UVボディヴェール
最後の2つは、ウォータープルーフの日焼け止めを紹介します。
まずは、琉白の「月桃UVボディヴェール」は、顔・カラダに使える全身用日焼け止めです。
美容成分がたっぷり配合されつつ、SPF50+ PA++++、ライトウォータープルーフ、軽い使い心地、白浮きしない製品です。
配合されている美容成分は、「月桃」「アロエ」「カレンデュラ」「ゼニアオイ」。
紫外線カットをしながら美肌効果も得られるので、しっとり肌を保つことができます。
「月桃UVボディヴェール」は、紫外線吸収剤不使用で環境配慮の日焼け止めなので、水辺のレジャーでも安心して使うことができます。
琉白の「月桃UVボディヴェール」は、ウォータープルーフの日焼け止めで、アウトドアでのお出かけには必須です。
RUHAKU(琉白)|月桃UVボディヴェール |
SPF50+ PA++++ |
・生後6ヶ月の赤ちゃんから使用可能 ・フランス ECOCERT / エコサート認証 ・石油由来成分、合成保存料、合成香料、合成着色料、ナノ化成分 不使用 |
WELINA(ウェリナ)|キスフォービーチ
最後に、ハワイ産まれの国産オーガニックコスメ、ウェリナの「キスフォービーチ」を紹介します。
「キスフォービーチ」は、汗や水に強いウォータープルーフタイプです。
高浸透でミネラルを豊富に含むハワイアン海洋深層水と天然植物成分100%で作られています。
海に流れても環境にダメージを与えない成分で出来ているので、ビーチやプールでのレジャーにおすすめ。
主成分として、
・紫外線などで傷んだ肌や敏感肌には欠かせない「ククイナッツ油」
・エイジングケアとして注目の「マカデミアナッツ油」
・肌にハリと水分を与える「アルガンオイル」
などを配合。
肌に保護膜を作り紫外線をブロックしつつ、うるおいを与えてくれます。
ウェリナの「キスフォービーチ」は、汗や水にも強いウォータープルーフタイプで、肌が乾燥しない日焼け止めを探しているアナタにオススメです。
WELINA(ウェリナ)|キスフォービーチ |
SPF30 PA+++ |
・ 赤ちゃんにも使える ・ハワイ州各島で採取される野生植物と海洋深層水を配合 ・ USDA(アメリカ農務省)& HOFA(ハワイ州)オーガニック認証の原料を使用 ・防腐剤、石油由来成分、ナノ粒子、シリコン、エタノールは使わない ・メイク下地としては不向き |
以上、石けんで落とせる肌にやさしいオーガニック日焼け止めオススメを7つ紹介しました。
それぞれ製品によって「SPF」「PA」の違いがあるので、シーンによって使い分けたいですね。
この記事が、あなたのオーガニック日焼け止め選びの参考にしてもらえたら、うれしいです。
まとめ
この記事では、オススメのオーガニック日焼け止めを7つ紹介しました。
いかがでしたか。
いま一度、オススメのオーガニック日焼け止めを紹介しますね。
ブランド | AMRITARA (アムリターラ) | naturaglacé (ナチュラグラッセ) | HANA ORGANIC (ハナオーガニック) | luamo (ルアモ) | WELEDA (ヴェレダ) | RUHAKU (琉白) | WELINA (ウェリナ) |
写真 | |||||||
商品名 | オールライトサンスクリーンクリーム | UVプロテクションベース | ウェアルーUV | オールデイ プロテクト UVアクアヴェール | エーデルワイス UVプロテクトミルク | 月桃UVボディヴェール | キスフォービーチ |
SPF PA | SPF28 PA+++ | SPF50+ PA+++ | SPF30 PA++ | SPF28 PA+++ | SPF38 PA++ | SPF50+ PA++++ | SPF30 PA+++ |
テクスチャー | みずみずしい乳液タイプ | みずみずしい乳液タイプ | サラッとした乳液タイプ | みずみずしい美容液タイプ | コクのあるミルクタイプ | みずみずしい乳液タイプ | 美容液タイプ |
用途 | 顔・化粧下地 | 顔・化粧下地 | 顔・化粧下地 | 顔・体・化粧下地 | 顔・体 | 顔・体・化粧下地 | 顔・体 |
ポイント | 日常での紫外線やブルーライトから肌を守る | 日差しの強いところでは必須 | カラー付きで化粧下地として | つけたまま寝ても大丈夫 | 生後1ヶ月の赤ちゃんから使用可 | ウォータープルーフ 高いUVカット効果 | ウォータープルーフ 保湿成分がたっぷり |
以上、石けんで落とせる!肌にやさしいオーガニック日焼け止めオススメ7選でした。
ぜひ、あなたの好きなテクスチャーや使う場面に合わせて選んでみてくださいね。