ハイキングを始めてみたいけれど、どんなシューズを選べばいいのか迷っていませんか?
足に合わないシューズを履くと、せっかくのアウトドアでの楽しみが足の痛みで台なしになることも。
そうならないためにも、シューズ選びは大切です。
そこで、この記事では初心者におすすめのハイキングシューズを紹介します。
シューズの特徴や選び方のポイントもあわせてお伝えするので、ぜひシューズ選びの参考にしてみてください。
ハイキングシューズの選び方 ポイントは4つ

ハイキングシューズ選びでもっとも大切なことは、自分の足に合ったものを選ぶことです。
足に合わないシューズだと、楽しかったはずの自然散策が、苦痛の時間になりかねません。
ここでは、ハイキングシューズを選ぶのに必要なつぎの4つのポイントについてくわしく解説します。
- 足首の高さ(カット)
- ソール(靴底)の硬さ
- フィット感
- お気に入りのデザインや色合い
それでは順番に説明しますね。
足首の高さ(カット)

ハイキングシューズは、足首のサポート力によってローカット、ミッドカット、ハイカットの3つに分けられます。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、どのカットを選ぶかは、あなたの体力やハイキングコースの難易度に応じて考えるのがベストです。
ローカット


ローカットは、足首まわりが自由で、軽快に歩けるのが特徴です。
なによりスニーカーのように履けるので違和感がなく、整備された道や短時間のハイキングにはぴったりです。
しかし、足首へのサポートが少ないため、足首の筋力がないと慣れない山道や不安定な地形ではバランスを崩しやすくなることがあります。
足首の筋力に自信がない方は、足首のホールドがあったほうが安定する方は、ミッドカットを選ぶ方が安心です。
ミッドカット


ミッドカットは、足首をしっかりサポートしてくれるため、安定感があります。
特に初心者の方におすすめです。
軽いトレッキングから少し険しい山道まで幅広く対応でき、足首を守りながらも動きやすさを保ってくれるのがうれしいポイント。
少し不安定な地形でも安心して歩けるため、最初の一足として選ぶ方も多いです。
ハイカット


ハイカットは、足首全体をしっかり包み込むデザインで、特に険しい山道や長時間の歩行に最適です。
足首をしっかり保護することで、捻挫や転倒のリスクを減らせます。
ただ、しっかりとした構造のため重さを感じやすいので、筋力に自信がある方や本格的な登山に挑戦したい方に向いています。
以上、足首の高さ(カット)について説明しました。
初心者はローカットであればスニーカーのように違和感なく履けるように思いますが、舗装されていないトレイルを歩くことを考えると、足首をホールドしてくれるミッドカットがオススメですね。
それではつぎに、ソール(靴底)の硬さについて説明しますね。
ソール(靴底)の硬さ

ハイキングシューズのソール(靴底)の硬さも、選ぶ際の重要なポイントです。
実は、この硬さが足の快適さや疲れにくさに大きく影響を与えます。
ソールが適切でないと、足裏に負担がかかり、ハイキングの途中で疲れや痛みを感じることも。
自分がどのような環境でハイキングを楽しむかを考え、その場所やスタイルに合ったソールを選ぶことが重要です。
硬めのソール
硬めのソールは、特に岩場や急な登り下りが多い険しい山道に最適です。
地面の凹凸や鋭い石が足に伝わりにくく、衝撃を吸収してくれるため、足をしっかり保護してくれます。
また、ソールの硬さによってシューズ自体にしっかりとした安定感が生まれ、不安定な地形でもバランスを取りやすくなります。
登山やハイキングを本格的に楽しみたい方には、硬めのソールが安心です。
ただし、長時間歩くと足裏が硬さを感じることもあるため、歩き慣れている人に特におすすめです。
中程度の硬いソール
未舗装の山道や、適度にアップダウンのあるトレッキングルートを歩く場合には、中程度の硬さのソールが適しています。
足裏への負担が少なく、クッション性と安定性のバランスが良いため、さまざまな地形に対応できる万能なタイプです。
初心者の方や、まだどの程度の山道を歩くかわからない方には、この中程度の硬さのソールが安心で、疲れにくいハイキングをサポートしてくれます。
やわらかいソール
やわらかいソールは、フラットな地形や舗装された歩道など、比較的穏やかなルートに向いています。
特に、靴が重たいのが気になる方には、やわらかいソールは快適に感じるでしょう。
ただし、岩場や不安定な地形ではバランスを取りづらく、足を保護しきれないこともあるので、歩く場所をしっかり確認したうえで選ぶことが大切です。
以上、ソール(靴底)の硬さの違いについて説明しました。
ソールの硬さは、登る山のタイプや歩く時間、個人の体力や足の状態によって選びましょう。
初心者であれば、まずは中程度の硬さを選び、登る山のタイプや体力や技術が向上するにつれてソールの硬さも変えていくのも良いですね。
つぎにフィット感じについて説明します。
フィット感

シューズのフィット感は、ハイキングの快適さを左右する重要な要素です。
ハイキングシューズは、普通の靴よりも少し大きめを選ぶのがポイント。
厚手の靴下を履くことを前提に、つま先に少し余裕を持たせた方が良いでしょう。
また、つま先部分がきつすぎないようにすることで、下り坂で足が前に滑り込むのを防ぐことができます。
試着の際には、夕方など足がむくんでいるタイミングで試すと、よりフィット感を確認しやすいです。
お気に入りのデザインや色合い

そして、見た目も大切です!
お気に入りのデザインや色を選ぶことで、ハイキングの気分もぐっと上がります。
最近のハイキングシューズは機能性だけでなく、おしゃれなデザインも充実しているので、自分らしい一足を選ぶのも楽しみのひとつ。
特に女性向けのモデルは、明るい色や落ち着いた色など、幅広いバリエーションが揃っているので、ファッション感覚で選んでみるのもいいですね。
シューズに慣れておくことも大切なので、お気に入りの一足を選んで普段から履きこなしましょう。
初心者におすすめハイキングシューズ5選

それではここからは初心者におすすめのハイキングシューズを紹介します。
初心者には、ミッドカットで中程度の固いソールのハイキングシューズが最適な選択肢のひとつといえるでしょう。
足首をサポートしつつも締め付けすぎず、安定していて歩きやすいので、山歩きに不慣れな方でも安心です。
初心者におすすめのミッドカットのハイキングシューズはつぎの5つです。
順番に紹介しますね。
The North Face(ザ・ノース・フェイス)ウィメンズクレストンミッドネオフューチャーライト

ノース・フェイスのウィメンズクレストンミッドネオフューチャーライトは「アウトドアも普段使いも、おしゃれに楽しみたい」そんなあなたにぴったりの一足。
アウトドアに必要な防水機能は最新の「フューチャーライト」技術を活かし、高い防水性と優れた通気性をそなえています。
着地時の横ブレを抑える設計もされているため、軽量でありながら安定感もあり、ハイキングから本格登山まで対応可能。
スタイリッシュなデザインで、街中でのコーデにも自然と馴染むため、普段使いもできるアイテムです。
Caravan(キャラバン) C1_02S

日本人の足型に特化した設計で、初心者にも優しい履き心地が特徴のキャラバン。
特にこのC1_02Sは、初めてトレッキングシューズを購入する方や、柔らかさと軽さを重視する方におすすめです。
指先まわりはゆとりがあり、足首周りも動きやすい設計なので、初めての登山靴としても違和感なく履けます。
軽量でありながら足元のサポート力が強いのも、ファーストシューズとして安心。
日帰りハイキングから富士登山まで対応できるので、これからどんどん歩いていきたいあなたにオススメです。
Columbia(コロンビア) セイバー5ミッドアウトドライ

カジュアルさと機能性のバランスを求めるなら、コロンビアのセイバーシリーズが最適。
特にこのモデルは、日常使いとアウトドアをシームレスに行き来できる点が特徴です。
自社開発の「アウトドライ」による防水性の高さがありながら、軽量でファッショナブル。
雨の日でも足元のおしゃれをキープしたい方にはこのシューズが一押しです。
MERRELL(メレル) MOAB 3 MID GORE-TEX

長時間の快適性とグリップ力で定評のあるメレルのMOABシリーズ。
このモデルの特徴は、イタリアのソールメーカーVibram社のアウトソールによって抜群の安定性を兼ね備えています。
また、メレル独自の開発によるクッションにより、足全体にかかる負担を軽減。
「日帰りハイキングや長時間トレッキングでも疲れにくいシューズが欲しい」という方には、この軽量で快適なモデルが最適です。
トレッキング初心者にもおすすめの一足です。
Keen(キーン) ウィメンズ ピレニーズ ハイキングシューズ

クラシックなデザインと優れた履き心地で人気のKeen。
このモデルは、足をしっかりと包み込む構造が特徴で、足を守りながら柔軟なフィット感を提供します。
また、Keen特有の広めのつま先部分が、足の自由な動きを可能にし、長時間のハイキングでも疲れにくい設計です。
しっかりと足を保護しながらも快適さを重視するなら、このシューズが最適です。
まとめ
快適なハイキングをするため、履き心地や安全性そして機能性に優れたハイキングシューズを紹介しました。
いかがでしたか?
いま一度、初心者さんにおすすめのレディースハイキングシューズを紹介しますね。
ハイキングシューズは、不安定なトレイルを歩くのにとても大切なパートナーです。
自分の足に合った一足を見つけることで、アウトドアでの体験がさらに楽しくなります。
ぜひ、お気に入りのシューズを選んで、自然を満喫してくださいね。